親御さんが住まなくなった実家をどうするか。相続のご相談の中でも、いちばん多いお悩みのひとつです。急いで決める必要はありませんが、放っておくと選択肢が減っていきます。
住まなくなった家で、起きること
- 管理の手間 ── 換気・草取り・郵便物。通いの負担は思ったより大きいものです
- 費用はかかり続ける ── 固定資産税や光熱費の基本料金は、住んでいなくても続きます
- 家は傷む ── 人が住まない家は傷みが早く、傷むほど貸す・売るが難しくなります
- ご近所のこと ── 草木や建物の状態は、近隣との関係にも関わります
選択肢は、大きく4つ
| 選択肢 | 考えること | 相談することになる相手 |
|---|---|---|
| 住む | 誰が住むか。リフォームの要否 | 建築・リフォーム会社 |
| 貸す | 借り手がつく立地か。管理を誰がするか | 不動産会社 |
| 売る | いつ・いくらで。名義の整理が先に必要 | 不動産会社・司法書士 |
| そのまま持つ | 管理を誰がするか。いつまで持つか | ご家族での話し合い |
どの道を選ぶ場合も、名義(登記)がご本人のままかどうかで進め方が変わります。まず現状を確かめるところからご一緒します。
相続人が複数いるなら、先に決めておきたいこと
- その家を「誰が引き継ぐか」「共有にするか」── 共有にすると、その後の貸す・売るに全員の同意が要ります
- 管理の分担と費用の負担 ── 決めないままだと、近くに住む一人に負担が集中しがちです
よくあるご質問
- まだ親が元気なうちに相談してもいいですか。
-
むしろ早いほど選択肢が多く残ります。ご本人の気持ちを聞けるうちに考え始めるのがおすすめです。
- 売るかどうか決めていなくても相談できますか。
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できます。選択肢の整理からご一緒します。売却ありきのご案内はしません。
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相続税・税務 ── 税理士 児島一生(昭和会計事務所/東京都千代田区)